自動車の鈑金塗装について、日本の修理技術力が低下している(Regarding automobile sheet metal painting, Japan’s repair technology is declining)

ひと昔は、破損した車両をよく鈑金して直していたが、

最近は、中古パーツなどがある為、交換して小さな傷などを修理して直して塗装する業者が、物凄く増えている。

ほとんどの自動車修理屋で見積もりを取ると、小さな傷も、鈑金して塗装をすれば、綺麗な状態にできるのだが、すべてのパーツが交換になってしまう。

確かに新品パーツを交換して塗装をすれば、綺麗な状態で戻ってくるが、お金が掛かりすぎる。

個人の自由だが、自動車オーナーも、傷がついたら交換がよぎるみたいだ。

結論的にお金があれば、なんの問題もない事。

ただ、技術者も交換が簡単で、何も考えなくて良いので、プラモデルを組み立てるぐらいの感覚で終わってしまう。

技術者ではなく、交換屋になる。

鈑金や塗装、特にフレーム修正など出来ない技術者が多い、

自分自身の限界か職務怠慢な技術者(交換屋)が多い。

交換をしていれば、交換屋。鈑金してパテで整形できれば、

技術者だが、パテもろくに出来ないのが現状。

塗装は、塗料メーカーの技術で、塗装はかなり簡単にできる時代になった。もちろん、

パテの材料もかなり向上したが、整形できる技術者少ないような気がする。

ほかの国では、パーツが高いので、ほとんどのパーツを直して修理をする。ただ、

日本に修理をしに来たら、日本の技術者は、太刀打ちできない。(何人かは大丈夫だと思うが怪しい)

もっと、自分自身を磨きをかけないと、この先はない。

ただ、日本人は手先が器用なので、細かいところまで目利きが出来る。

外人にも、鈑金や塗装が上手い技術者は多くいるが、日本人でも外国人でも、

結局は、出来なければ意味がないし、素人と一緒。

もし、自分で修理屋を開業したら、交換屋では仕事にならない。

鈑金はある程度までは出来るが、最終的には、パテの整形になってしまう。

パテを整形するには、手の感覚とイメージが出来なければ、整形は出来ない。

手のひらサイズのパテ整形は、当たり前だが、ボンネット、スライドドア、ルーフなど、大きな範囲なども、当たり前にできる様にならなければならない。

どれだけの技術者が居るのかが、不安だ。

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