鈑金作業のポイン(Points of sheet metal work)

初めにお伝え致します。

粘土細工やおもちゃなど、色々と壊れた物を直す事が得意なら、鈑金は簡単に直す事は出来ます

もし苦手なら、マスターするのに時間が掛かりますが、出来ないわけではありません。

それとも一切出来ない、もしくは面倒くさいと、一瞬思ってしまったら、やめた方が無難です

無理に時間を使うのではなく、もっと他の事に時間を有効に使って下さい。

教わる場所(訓練学校、ディーラー工場、町工場、または独学)で、覚え方や技術料がかなり変わります。

これが正しいとは言えませんが、私ならここをお勧めいたします

さて、鈑金ですが、はっきり言って、物を直す事には、想像力が必要です。

想像するイメージがすぐにできる人ほど、マスターするのに時間はかかりません。

想像力に先輩方のアドバイスが明確なら、2,3年あれば、簡単にマスター出来ます。

鉄がどのように動くか?

さすがに、初めからできてしまったら、技術者などいませんね。

ここからは、場数を踏むしかありません。壁にぶつかり、なぜできないか、

そして、技術者からのアドバイスを一つ一つメモや復習などしていければ、

失敗したことに対して、自分で回避できるからです。

いっぱい鉄を叩いてしまい、鉄が延びてしまったなど、

鉄が熱くなり、真っ赤になっている鉄を写真などで見た事が有ると思いますが、

熱くしなくても鉄は大きく伸びてしまいます。

熱くないから伸びないんじゃいの?

そんな事はありません、しっかりと伸びます。

ここで、想像力が試されます。

叩けば、何ミクロンと凹み伸びます。

初めから、凹んでいる場所をたたき出す事にも、何処から叩き始めるかで、

作業時間が変わります。

鈑金は労働ですので、5回叩いて直すか20回叩いて直すか、どちらがいいですか?

さすがに20回と答える人は居ないと思います。

5回叩いて直すやり方を覚えると思いますが、

技術者からのアドバイスをしっかりと聞いていれば、なんてことはありません。

簡単に直す事が出来ます。

鈑金作業に関しては、似たような損傷はありますが、まったく同じの損傷は滅多にありません。

仮に、100台分の損傷作業に対して、ほとんどが初めて直す作業になります。

すべての作業に対して、しっかりと覚えていれば、すぐにでも、鈑金が出来る様になります。

ただし、お金を頂く仕事ですので、中途半端な努力ではありません。

どれだけ、本気になれるかが大事です。

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